2015.12.10 update 歯学部・学生あるある~人間観察

12月の2週目も後半戦になりまして、今年もアットいう間だったね、なんて話がチラホラ出て来る頃かと思いますが、受験生にとってはこれからが正念場になりますね。頑張って下さい。駅ですれ違うそんな学生さん達を見ていて、ふと自分が歯学部生だった頃の話を思い出しました。

最近の医療系学部では、卒業してすぐに戦力としてお役に立てるように、学生時代や卒後すぐの臨床実習に国を挙げて力を入れています。

矯正歯科も歯科の科目の1つなので、学生時代に講義を受けますし、臨床実習もあります。ですが、基本は自由診療になりますし、他の診療科に比べると絶対的に患者さんの数が少ないということで、私の母校では学生実習の際に本物の患者様に触れる機会はありませんでした。

なので、みんな本物の矯正歯科的なことに飢えていたのでしょうか、グループで病院実習に行った帰りなどには、道行く人々の顔つきを観察して、講義で習ったばかりの矯正歯科的「顔面形態の分類」にあてはめ、あーでもない、こーでもない議論したものです。

それはそれで大変楽しかったのですが、学生時代がそんな感じですので、卒業した後に矯正歯科の医局にでも残らない限り、矯正歯科の治療ができないのは当たり前といえば当たり前です。普通の歯学部生にしてみれば、矯正歯科は国家試験に出る問題が解ければ良い、程度の扱いなんですね。矯正歯科は矯正歯科医に任せて欲しい、というのはこういう理由が大きいという訳なんです(記:院長)

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