2015.11.9 update 最新の歯科治療

今朝、テレビのニュースで「最新の歯科治療」についての特集が放送されていました。

細い麻酔針は本当に痛みが軽く済むので、「麻酔が苦手」という方はとても気楽になりますし、歯みがき後のうがいを少なくすると歯磨き粉に含まれる薬用成分が口の中に残るので、より効果を実感しやすくなるので私もオススメです。

番組の中でのイチオシは「虫歯だけを選択的に溶かす薬」や「詰めて放っておくだけで治療が終わるセメント」のような感じでしたね。確かにムシ歯治療には「削る」「痛い」「イヤな音」がつきものですので、それらが少しでもなくなれば患者様にとってはいいことでしょう。

しかし、「虫歯の治療法」ばかりが取り上げられて「虫歯の予防法」は後回しになってしまうことが気になってしまいました。そもそも虫歯になんてならなければ、治療に関する全ての「痛み」や「不快さ」を感じなくて済むのにな、と。今回の特集で、歯みがきのしかたを紹介していたので期待して見ていたのですが、出来ればもう少し突っ込んだ内容だったらな、と思ってしまいました。

「虫歯予防」は、今回あった歯みがきのポイントもそうですし、デンタルフロスや歯間ブラシなどの補助道具を使うこともとても大きな要素です。しかし、歯並び自体が乱れていては、いくら良い道具を使って薬用の歯磨き粉を使っても、汚れを取りきることは大変難しいことです。歯みがきを頑張っても、でこぼこの前歯の裏には歯石が溜まりやすく、口臭の原因にもなります。歯が出ているせいで口が閉じられなかったり咬み合わせが悪いせいで虫歯や歯周病になりやすい状態だったら、どうでしょうか?矯正治療は、歯磨き指導や歯石取り以上の「予防」ができると考えています。

「虫歯」や「歯周病」は、一度なると、それによって失われた「歯」や「骨」を元の状態に復活させることはできません。

ブログをご覧の皆様は、「虫歯や歯周病になってから治療する」のと「虫歯や歯周病になる前に予防する」のと、どちらをしたいですか? (記:スタッフ)

もっと詳しく話が聞きたい!というときは、ぜひSilver Lace矯正歯科の無料矯正相談へお越しください!矯正歯科の専門資格を持つ院長が、ちょっとした疑問から切実なお悩みまで直接お話を伺います。WEB予約フォームからの矯正相談や処置のご予約は、休診日でも受け付けております。
WEB予約フォームへはこちらからどうぞ。

戻る