矯正治療とタバコと酒①

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今日は大人の矯正治療のお話です。

当院の矯正患者様の約3~4割は20歳を越えていらっしゃいます。矯正治療はこどもが受けるもの、と思っていらっしゃるかたもおられるようですが、矯正治療は歯と歯肉と歯を支える骨が健康であれば何歳でも始めることができます。

20歳以上の矯正相談でしばしば聞かれるのが、「タバコは吸っていいですか?」「お酒は飲んで大丈夫ですか?」という嗜好品のこと。

今回はまずタバコ(喫煙)についてお話します。

結論からお伝えしますと、矯正治療に関してもタバコは百害あって一利なし。これに尽きます。

タバコの害はもう長く言われている通りです。血行が悪くなること、悪くなった血行をカバーしようとして心臓に負担がかかること、各種ガンの原因になること……と、わざわざ歯科衛生士が言うまでもないことですね。

こと、矯正治療に関しては、”血行が悪くなること”が最もやっかいです。血行が悪いと、すなわち新陳代謝(古くなった細胞・組織を新しくすること)が低下します。矯正治療は骨の新陳代謝によって歯を動かすので、それが鈍くなると歯の動きも鈍くなります。つまり、矯正治療期間がタバコを吸っていない人と比べて吸っている人は長くなることが考えられます。

どうにかこうにか歯を動かした後も、新しい骨の形で安定するのにも時間がかかります。つまり後戻りが生じやすくなるということです。また、喫煙者は歯周病にもなりやすいので、矯正治療が終わって結構経つのに歯の揺れが収まらなくて、よくよく調べたら歯周病が進んでいた、なんてことも。

矯正治療に伴う抜歯のときにもタバコを吸っている人にはリスクがあります。抜歯した直後にタバコを吸うと、いつまでも血が止まらなかったり、塞がりかけた傷が開いて感染を引き起こしてしまうこともあります。

全身の健康のためにも矯正治療で良い結果を得るためにも、タバコは早めに断ち切りましょう。

お酒についてはまた次回。お楽しみに!

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